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お知らせ

日本の風は日本への理解を深められるように日本文化を中心に、海外向けに英文または日英併記で100冊余り出版しています。近年は電子書籍を中心に、読みやすいように写真を多くしてあります。内容は全体を平たく把握できるように分かりやすく簡潔な文です。今後ますます進むグローバル社会の中で、日本の皆様にも役立てるように英語版を随時、日本の風というシリーズで日本語版に作っていきたいと思います。

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日本の庭: 構成要素から見る

何の特徴もない普通の庭に石灯篭を置くと、どこか和の雰囲気が漂います。日本庭園では石が様々な用途で使われます。大きな石はそれだけで存在感があり、庭を特徴づける主役になります。また「石組」は、石の組み合わせで意味のあるシーンを演出することができます。日本にはたくさんの種類の苔が存在します。緑の苔と石、これが日本庭園を特徴づける二大要素といえるでしょう。今回新たに潮の干満によって変化する景観を楽しむ、潮入池泉回遊式庭園も加えました。これから日本庭園を見る機会があれば、そういった要素を探してみるのも面白いかもしれません。

 

日本人の曖昧さと「氣」

「Ki」の日本語版です。最近の量子力学では素粒子は物質の最小単位であり、意識や感情も素粒子です。素粒子は粒でもあり、波でもあり、状況に応じて姿を変わえると言われます。電気は目に見えませんが、照明などの媒体を通してその存在が分かります。景気も形のない場や社会のムードによって変わります。electricityやeconomy はズバリそのもので、むしろ日本語の方がそれらの正体をうまく表現していると思います。日本人は曖昧だと言われますが、その捉えどころのないの「気」を察知して、言葉の中に沢山「気」を取り入れているのが日本人なのかもしれません。

 

能面: 制作プロセスと種類 

能は約600年の歴史があり、今も元の形を保っています。舞台に登場するのは、自顔の人と面をつけている人です。面をつけているのは亡霊、幽霊、超自然の生き物です。室町時代は戦いの期間も長く、死が身近でした。また仏教の影響もあり、能面には様々な表情が現れました。怒り、悲しみ、憤慨、やるせない思い、そして最後にはそれらの感情がついに昇華に至る沈黙の面です。能を見れば、その時代の様子や生活様式を知ることができます。能は日本文化を理解するうえで重要な要素です。

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日英併記「Impressive Japan」をKindleから電子書籍で出版 2024.2.6

「印象深い日本」は写真に俳句を添えたもの。京都からの日帰り旅を中心に、実家のある東京、そして亡き義父母の残した軽井沢の家からの日本の各地の旅です。

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「from Kyoto 2023」をKindleから電子書籍で出版. 2024.2.5

月2回発信の24節気の「暦だより」の冒頭の小話。現代日本の紹介を兼ねて英訳をつけました。日本語学習者には日本語にルビをつけました。

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日英併記「消えゆく遊び」を電子書籍で出版 2024.1.31

今ではすっかりコンピューターゲームにとって代わられたこれらの遊びの多くが消えるにつれて、ストレス社会が始まりました。最近、心理療法に携わる人たちは「心の修復過程としての遊び」に注目しています。ここに描かれた子どもたちの真剣で底抜けに明るい笑顔は、きっと現代社会に生きるあなたのストレスを癒してくれるでしょう。

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日英併記「Ki 氣」をKindleから電子書籍で出版 2023.12.21

最近の量子力学では素粒子は物質の最小単位であり、意識や感情も素粒子です。素粒子は粒でもあり、波でもあり、状況に応じて姿を変わえると言われます。日本人は曖昧だと言われますが、その捉えどころのない言葉が「気」なのかもしれません。

最後の索引では約100の「気」を使った言葉を並べています。言葉の中に沢山「気」を取り入れて今も普通に使っている日本の理解につながれば嬉しいです。

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