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地球環境の変化や食品加工技術の進歩で、旬も分からなくなっている昨今、

月2回配信の24節気の暦だよりで、日本の季節感を思い出しますように!

「暦だより」芒種 ~ぼうしゅ~

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令和8年6月6日(土) 旧暦4月21日 芒種 ~ぼうしゅ~

 

稲など芒(のぎ)のある穀物の種を蒔くのに適した季節になることから、この時期を芒種と言うようになりました。蛍が飛び交いはじめ、梅の実が大きくなるのもこの頃です。関東から西の地方ではそろそろ梅雨に入ります。

 

雪の下 鴨足草 虎耳草 ~ ゆきのした ~

 

梅雨も間近になると小さな庭先や、少し山に入った湿ったところなどにこのユキノシタが咲いています。葉が冬枯れしないことから「雪の下」、花びらが上三枚は短く、下二枚が長いため鴨の足に見立てて「鴨足草」、下二枚が虎の耳に見立てられ「虎耳草」・・・でも、どの字でも「ユキノシタ」と読みます。いにしえより薬草として火傷や子供のひきつけに効くとされ、食用として若葉をてんぷらやおひたしにして楽しまれてきました。

 

夕焼けは映らず白きゆきのした /渡辺水巴

 

日ざかりの花や涼しき雪の下 /呑舟

 

裏口に呼鈴小さしゆきのした /上野さち子

 

真白くも小さき蝶の形して 夏来るとて雪の下咲く /窪田空穂

 

わが家の石垣に生ふる虎耳草 その葉かげより蚊は出でにけり /斎藤茂吉

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11/芒種 倭寇の子孫が住んでいる島

朝鮮半島と九州をつなぐ対馬・壱岐の旅。ここは古代神話、渡来人の足跡、弥生集落、古墳、神功皇后の出兵、遣隋使、白村江の戦い、遣唐使、刀伊の入寇、日宋貿易、元寇、秀吉の出兵、日明貿易、朝鮮通信使、日露戦争の遺跡など、日本史の全時代にわたる足跡が残っている。倭寇の親分の子孫まで残っているとは、凝縮の島だ!

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10/小満 住職が1人の寺

先週、琵琶湖の南にあるひっそりとした寺々へ。本堂や三重塔が国宝の2寺には重文の仏像も複数ある。平安期の檜皮葺の屋根の老朽化に国からの助成があっても修理費不足の長寿寺。尼僧が独り守っている常楽寺では仏像2体が盗難に遭っている。いづれも住職が1人。とても手が回らず、なんとかならないものか?考えてしまった。

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9/立夏 京都の行事を支える職人さん

4月の終演間近にもかかわらず、友人のおかげで切符が手に入り都踊りを見た。入口を入ると過去の舞妓さんの浅葱色の着物が並んでいる。Shokuninの本でも紹介した友禅の五代田畑喜八さんの作。思い返せば取材の時、毎年都踊りの着物が大変だと。確かに都踊りも田畑さんなしでは続かない。京都の行事は多くの職人さんに支えられている。

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8/穀雨 抹茶と和菓子

以前Shokuninの本を作った時の鎧師の明珍阿古さんの個展が虎屋ギャラリーで開催。明珍さんはお墓が同じ法然院で、除夜の鐘も一緒についた。虎屋の隣が仕事場の表具師の薮田夏秋さんも本に協力。薮田先生は東京以来のつながりで日本文化紹介の旅で英国にも同行。気持ちのいい虎屋のテラスで水面に反射する桜を見ながら抹茶と和菓子を楽しんだ。

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7/清明 桜との相性もいい高瀬川

京都の高瀬川は江戸時代、角倉了以・素庵親子が鴨川沿いの屋敷から水を引いて造った物流運河。京と伏見を結ぶ11kmの浅い運河には、今も一之船入に浮かぶ平底の十石舟が使われた。森鴎外の罪人を運ぶ小説「高瀬舟」、幕末には川沿いにある材木商「酢屋」は坂本龍馬の活動拠点。物語が多い高瀬川沿いは桜との相性もいい。

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6/春分 心のこもったおもてなし

2月3月、大阪の枚方(ひらかた)市観光協会主催のWalkingTourに参加。各10人のグループにはボランティアガイドが付く。約2時間半で4kmほどのコース地図、歴史的な見所解説、アンケート用紙と鉛筆、これらが綺麗な手作りの袋に入っている。休憩やWCの時間も考慮し参加費300円とは。心のこもったおもてなし、いいですねぇ^_^

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5/啓蟄 解き明かされる謎

技術の進歩は古代史の謎を解き明かしていく。埼玉の稲荷山古墳から出土の刀剣の錆をとる前にレーザー光線を当てた。そこに浮かび上がった金象嵌された115文字。それは日本に漢字伝来以前の時代、謎の4世紀と言われる日本史に21代雄略天皇が実在人物と判明。しかも大和朝廷の範囲まで分かる発見。スゴイです^_^

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4/雨水 日本のデザイン力

1分の遅れで発車され、その後の予定は予期せぬ方向に。トンネルを抜けると亀岡は濃霧に包まれ連絡バスの姿なし。で、自転車を借りようとしたら霧で車体は濡れ、風邪ひきそう。TAXIで寺の名を告げたら、運転手さんの勘違いで反対方向に走る。散々な目に遭った結果は、思いもかけず7つの可愛いスタンプget。七福神の特徴を簡潔にまとめ上げる日本のデザイン力、上手い!!

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3/立春 鬼さんは渡来人

2/3は節分で神戸の友達の案内で西宮神社→国宝の太山寺→長田神社へ。京都と違い、神戸の西側?の追儺式は豆で鬼をはらいません。鬼さんは良いことをした鬼(渡来人)。鋳造、土木、農耕、酒造など新しい技術を教えてくれて、人々の暮らしが良くなって感謝された鬼達とのこと。西宮神社は福を持ち帰るという考え方で鬼のいない節分祭。見識の幅が広がります^_^

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2/大寒 歳をとるのもいいもんだ

長年疑問に思っていたことが、ふとしたことで納得する時がある。松の内に出かけた奈良の飛鳥宮跡に立って大和三山を眺めた時、なるほどここなのかと。古代の奈良盆地は大きな湖で、それを長い年月かけて埋め立てた。盆地の南端には土地があり、飛鳥、藤原京、平城京と北へ土地が広がったのか、と断片的な知識が繋がることが増えてきた。歳をとるのもいいもんだ^_^

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1/小寒 世界に広がる日本語

新しい年が明けました。今年もどうぞよろしくお願いします。

最近の日本語ブームは一過性のものではないようです。アフリカ15ケ国がひらがなを採用。アラブでも日本の学校教育が盛ん。英国では小学校で日本語授業が始まったのを皮切りに70万人が日本語を学習。バチカンに続いてEU27ケ国が公式デジタル言語に日本語採用。今や世界中の頭脳が日本語のみならず、それを使っている日本社会研究に情熱を注いているようです^_^

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